まつ毛が抜けやすい原因は?毛周期の仕組みと今日からできる3つの対処法
「最近まつ毛の抜け毛が増えた気がする…」と感じていませんか?
実は、まつ毛には「毛周期」と呼ばれる生え変わりのサイクルがあり、この周期の影響で一時的に抜けやすくなることがあります。
さらに、ビューラーやマツエクなどの外的ダメージや生活習慣の乱れが重なると、まつ毛が抜けやすくなったと感じる原因になるでしょう。
本記事では、まつ毛の抜けやすさについて以下を解説します。
- まつ毛が抜けやすくなる5つの原因
- まつ毛を抜けにくくする3つの対処法
- 健やかなまつ毛を目指したい方におすすめのまつ毛美容液
抜けにくい健康的なまつ毛を目指したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
まつ毛が抜けやすい時期は?毛周期の仕組みを解説

まつ毛には「毛周期」という生え変わりのサイクルがあり、まつ毛が抜けやすくなる時期があります。
毛周期とは、まつ毛が成長し、停止し、抜け落ちるまでの一連のサイクルです。
具体的には、「成長期」「退行期」「休止期」の3つの段階に分かれます。
成長期ではまつ毛が皮膚内で生えはじめ、栄養を取り込むことで太くコシのある状態に育ちます。
退行期では成長が止まり、まつ毛が抜ける準備をはじめるため、この時期はちょっとした刺激でも抜けやすくなります。
休止期は、古いまつ毛が自然に抜け落ち、新しいまつ毛を生やす準備している段階です。
まつ毛の毛周期は頭髪よりも短く、3週間〜4か月のサイクルで生え変わります。
そのため、常に一定の長さを保ちながら、新しいまつ毛へと入れ替わっていくのが特徴です。
関連記事:まつ毛の生え変わり周期を徹底解説!まつ毛の寿命を短くする3つの危険な行為とは?
まつ毛が抜けたあとはどれくらいで戻る?
毛周期によってまつ毛は自然に生え変わっていますが、実際に抜けたあと、どのくらいで生えそろうのか気になる方も多いでしょう。
まつ毛が抜けてから新しく生えそろうまでには、おおよそ3〜4か月ほどかかります。
これは毛周期のサイクルのうち、毛根が休止期から成長期へ移行し、再び太く伸びるまでの期間です。
抜けた直後はしばらく新しい毛が生えませんが、成長期に入ると少しずつ毛が伸びはじめ、3か月前後でもとの長さに近づきます。
ただし、ストレスや栄養不足、睡眠不足などで血流が悪くなると、成長が遅れたり細い毛しか育たなかったりすることもあります。
まつ毛が抜けやすくなる5つの原因

まつ毛が抜けやすくなる原因は、主に次の5つです。
- アイメイクや摩擦の多いクレンジング
- まつ毛パーマやマツエクによる負担
- 季節的な要因
- ストレスや生活習慣の乱れ
- 産後や加齢によるホルモン変化や薬の影響
まつ毛の抜けやすさにお悩みの方は、あてはまる項目がないか確認してみましょう。
原因1|ビューラーなどのアイメイクや摩擦の多いクレンジング
アイメイクやクレンジングは、まつ毛に大きな負担を与える原因のひとつです。
とくにビューラーは、力を入れすぎたり何度も繰り返し使用したりすることで、まつ毛を引っ張りダメージを与えるおそれがあります。
また、ウォータープルーフのマスカラやアイライナーを落とす際にゴシゴシこすると、まつ毛の根元が傷つき、抜けやすくなるでしょう。
摩擦の多いクレンジングは、まつ毛や目元のバリア機能を弱める原因になってしまいます。
優しく落とすケアと保湿をセットで行うことが、抜けにくいまつ毛を育てる第一歩です。
ビューラーによるまつ毛の抜け毛が気になる方は、以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:ビューラーでまつ毛が抜ける人必見!3つの原因とダメージレスな使い方を解説
原因2|まつ毛パーマやマツエクによる負担
まつ毛パーマやマツエクは目元を華やかにする施術ですが、まつ毛に大きな負担をかけるおそれがあります。
まつ毛パーマでは、薬剤がまつ毛内部に作用し、カールを固定するためまつ毛全体にダメージを与えます。
マツエクは接着剤で人工毛を装着するため、まつ毛に重さが加わって負担が生じるでしょう。
まつ毛パーマやマツエクを頻繁に繰り返すと、まつ毛が弱くなり、健康な状態を維持できなくなるリスクがあるため注意が必要です。
施術後はアイリストの指示のもと正しいアフターケアを行い、まつ毛の健康をたもちながら美しい目元を維持しましょう。
原因3|季節的な要因
まつ毛は季節の変化によっても抜けやすくなります。
とくに春と秋は、気温や湿度の変動が大きく、毛周期が乱れやすい時季です。
春は花粉や黄砂などの外的刺激が多く、まぶたやまつ毛の根元に炎症を起こすことで抜け毛を招くことがあります。また、紫外線量が急に増えるため、まつ毛のキューティクルがダメージを受け、乾燥して切れやすくなることもあるでしょう。
秋は夏に受けた紫外線ダメージが蓄積し、毛根の働きが一時的に低下しやすい時期です。
さらに、季節の変わり目は自律神経のバランスが崩れやすく、血行が滞ることで毛根に十分な栄養が届かなくなります。
季節による抜け毛を防ぐには、紫外線対策や花粉対策を意識しつつ、まつ毛美容液などで日常的にケアを行いましょう。
原因4|ストレスや生活習慣の乱れ
ストレスや生活習慣の乱れも、まつ毛が抜けやすくなる要因です。
ストレスが溜まると自律神経が乱れ、血流が悪化して栄養が十分に行き渡らなくなります。
その結果、まつ毛の成長サイクルが乱れ、抜け毛が増えるおそれがあります。
また、不規則な睡眠や偏った食生活もまつ毛が抜けやすくなる原因になるため注意しましょう。
とくにタンパク質やビタミンなどの栄養素が不足すると、まつ毛の成長が妨げられて抜けやすくなったと感じることがあります。
原因5|産後や加齢によるホルモン変化や薬の影響
まつ毛はホルモンバランスの変化に敏感で、産後や更年期など体のリズムが大きく変わる時期には抜けやすくなる傾向があります。
とくに産後は、妊娠中に増加していた女性ホルモン(エストロゲン)が、出産後に急激に減少します。このホルモンは毛の成長を支える働きを持つため、分泌が減ることでまつ毛の成長期が短くなり、一時的に抜け毛が増えることがあるのです。
さらに、服用している薬によっては毛の成長に影響を与える場合もあり、とくにホルモン療法や抗がん剤などはまつ毛の脱毛を引き起こすことが知られています。
産後にまつ毛が減って不安に感じている方は、以下の記事もチェックしてみてください。
関連記事:産後にまつ毛が抜ける3つの原因! 抜ける期間と効果的なケア方法も解説
まつ毛が一部だけスカスカになるのは「まつ毛貧毛症」のサインかも

まつ毛の抜けが続いたり、抜けたあとに生え戻りが遅いと感じる場合は、毛周期の乱れだけでなく「まつ毛貧毛症」の可能性も考えられます。
まつ毛貧毛症とは、毛周期が乱れることで以下のような症状があらわれます。
- まつ毛が十分に成長せずに短く細くなる
- 本数が減ってスカスカになる
ビューラーやクレンジングなどによる摩擦や薬剤刺激といった外的ダメージに加え、ホルモンバランスの乱れ・ストレス・栄養不足などの内的要因が重なることで起こります。
症状があてはまる場合は自己判断で放置せず、生活習慣やまつ毛の扱い方を見直すとともに、必要に応じて皮膚科や眼科で早めに相談するようにしましょう。
まつ毛がなかなか生えてこなくて悩んでいる方は、以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:まつ毛が生えてこないのはなぜ?知っておきたい4つの原因と対処法を徹底解説
今日からできる!まつ毛を抜けにくくする3つのケア方法

抜けにくいまつ毛を目指す方法は、主に次の3つです。
- 摩擦を避けた丁寧なケア
- 栄養バランスのよい食事と生活習慣
- まつ毛美容液を使用する
今日はじめられる内容から実践し、まつ毛が抜けにくい健康的な目元を目指しましょう。
1.摩擦を避けた丁寧なケア
タオルで顔を拭く際は強くこすらず、優しく押さえるように水分を吸い取るよう心がけましょう。
洗顔時やクレンジング時に目元をゴシゴシこすると、まつ毛の根元が傷つき、抜けやすくなってしまいます。
また、横向きやうつ伏せで寝ることで枕との摩擦が発生し、まつ毛の抜けや切れ毛につながる原因になります。
就寝時は、できる限り仰向けで寝る習慣をつけましょう。
普段から目元を優しく扱って摩擦をできるだけ抑えることで、抜けにくい健康的なまつ毛を維持できます。
2.栄養バランスのよい食事と生活習慣
まつ毛も髪の毛と同じように、健康的な成長には栄養が欠かせません。
とくにタンパク質はまつ毛の主成分であるケラチンの原料となり、「ビタミンB群」「ビタミンE」「ミネラル」はまつ毛の成長をサポートします。
豆類やナッツ類、海藻類、魚などをバランスよく取り入れ、まつ毛の成長環境を整えましょう。
また、睡眠不足やストレスによって自律神経が乱れると血行不良を引き起こし、まつ毛への栄養供給が滞る原因となります。
適度な運動や十分な睡眠時間の確保、ストレス管理を心がけ、抜けにくい強いまつ毛を育てましょう。
出典:日本人の食事摂取基準(2020年版)|厚生労働省「1―2 たんぱく質」(P.106)
出典:J-STAGE|日本大学大学院理工学研究科 山田クリス孝介,青木 和夫「血行力学的反応を用いたストレスの測定 」
3.まつ毛美容液を使用する
まつ毛美容液は、抜けにくい健康的なまつ毛を育てるためにおすすめのケアアイテムです。
まつ毛美容液には保湿成分や補修成分が含まれており、乾燥やダメージからまつ毛を守る役割があります。
毎日のスキンケアに取り入れることで、まつ毛そのものが健康になり、美しい目元をキープする助けとなるでしょう。
塗布する際は、清潔な状態の目元に根元から丁寧に塗り広げます。
継続的に使用することで、抜けにくい丈夫なまつ毛を目指せるでしょう。
強く健康なまつ毛を目指すなら「ラッシュリンク」

まつ毛美容液で抜けにくい健康的なまつ毛を目指すなら「ラッシュリンク」をおすすめします。
ラッシュリンクは、贅沢な美容成分を配合したこだわりのまつ毛美容液です。
美容業界でも注目されており、美容雑誌「&ROSY」にて2023年のベストコスメを獲得しました。
現在、多くのアイサロンでお取り扱いいただいております。
ラッシュリンクの魅力は、主に次の2つです。
- まつ毛周期を整える贅沢な成分を配合
- まつ毛パーマ・マツエクとの併用もOK
自宅でサロン級ケアを取り入れて、抜けにくくハリのある理想のまつ毛を育てましょう。
まつ毛周期を整える贅沢な成分を配合
「ラッシュリンク」は、まつ毛の毛周期に着目して設計された美容液です。
まつ毛は「成長期」「退行期」「休止期」のサイクルを繰り返しており、乱れることでまつ毛が抜けたと感じる原因になってしまいます。
「ラッシュリンク」は、毛周期の各段階に適した成分を贅沢に配合し、まつ毛の健康を根本からサポートします。
| 毛周期 | 成分 |
| 成長初期 | ワイドラッシュ(パンテノール、ビオチノイルトリペプチドー1)、ナノプラチナ(白金) |
| 成長期 | 北大海洋栽培ガゴメハイブリッドエクソソーム(ガゴメエキス※1、ヒト脂肪由来間葉系細胞エクソソーム※2、ヒト幹細胞順化培養液※3) |
| 退行期 | キャピキシルデキストラン硫酸Na(アセチルテトラペプチド-3、アカツメクサ花エキス) |
| 休止期 | ヒト幹細胞順化培養液 |
まつ毛の毛周期に合わせて各成分がバランスよく作用することで、毛周期を整え、美しく健康的なまつ毛へと導きます。
まつ毛パーマ・マツエクとの併用もOK
ラッシュリンクは、まつ毛パーマやマツエク後のケアにもおすすめの美容液です。
とくにマツエク後は、オイルが配合されているまつ毛美容液は使用できません。
ラッシュリンクはオイルをはじめとする16種類の刺激成分を含まないフリー処方※4で作られているため、マツエク後のケアも可能で刺激に弱い方でも使用可能です。
また、ふわふわなフロッキーチップを採用しているため、美容液を均一に塗布できるだけでなく、施術後のデリケートな目元にも優しく使えます。
ラッシュリンクは、施術後もまつ毛を守りながら美しい目元をキープできる美容液として、多くのプロから支持されています。
まとめ
まつ毛の抜けやすさは、毛周期によって感じやすくなる時期がありますが、アイメイクや摩擦の多いクレンジング、まつ毛施術による負担などによって悪化することがあります。
健康的なまつ毛を維持するためには、摩擦を避けた丁寧なケアや効果的なまつ毛美容液の使用がおすすめです。
まつ毛の毛周期に着目した美容液「ラッシュリンク」は、まつ毛の健康をサポートし、抜けにくい丈夫なまつ毛へと導きます。
まつ毛パーマやマツエクと併用できるため、美しい目元を維持したい方におすすめです。
自分に合ったケアでまつ毛の抜けやすさを防ぎ、ハリとボリュームのある美しい目元を育てていきましょう。
※1.2.3 毛根をすこやかに保つ※4すべての人に皮膚刺激が起こらないわけではありません