まつ毛美容液で色素沈着は本当に起きる?3つの原因と失敗しないアイテム選び
「まつ毛美容液は色素沈着の原因になる」という噂を耳にしたことがある方も多いでしょう。
実際に、まつ毛美容液による色素沈着にお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
まつ毛美容液は、配合成分や使い方によっては、色素沈着の原因となってしまうことがあります。
しかし、自分に合った商品を選び、正しい使い方を守っていれば、そこまで神経質になる必要はありません。
そこでこの記事では、
- まつ毛美容液で色素沈着してしまう理由
- まつ毛美容液による色素沈着を防ぐ方法
- まつ毛美容液による色素沈着を軽減する方法
について詳しく解説します。
敏感肌の人にもおすすめな商品も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
まつ毛美容液の効果について、詳しく知りたい方はこちらの記事もお読みください。
関連記事:まつ毛美容液の効果とは?口コミや後悔しない4つの選び方を紹介
注意!まつ毛美容液の色素沈着で悩んでいる人続出

まつ毛美容液は、まつ毛を健やかにたもちたいと願う多くの女性に支持されていますが、実際には色素沈着に悩む声も少なくありません。
株式会社Omoiが実施した調査によると、現在まつ毛美容液を使用している人のうち、約14.3%の方が色素沈着に悩んでいます。
色素沈着やまぶたのトラブルを防ぐために、まつ毛の根元にまつ毛美容液を塗らないように気をつけたり、エステでケアを行ったりと工夫している人もいるようです。
まつ毛美容液は正しく選び、適切に使えば美しいまつ毛に導く強い味方ですが、成分や塗布方法を間違えると逆効果になる可能性があります。
出典:PR TIMES 【まつ毛美容液に関する調査】約3割がまつ毛美容液に不満があると回答!まつ毛美容液で生じたトラブルとは?
まつ毛美容液による色素沈着とは?
まつ毛美容液で色素沈着が起きると、まぶたの際や目の周りの皮膚が紫または赤黒く変色してしまいます。
色素沈着した部分は、クレンジングで洗っても落とせません。すっぴんでもアイシャドウを塗っているように見えたりクマがひどく見えたりします。
SNSには、まつ毛美容液による色素沈着に悩む声も少なからずありました。
まつ毛美容液の種類や使い方を誤ってしまうと、目元を美しくみせたいと思ってはじめたケアが、思わぬトラブルにつながることもあります。
まつ毛美容液が色素沈着を引き起こすメカニズム
まつ毛美容液の使用によって色素沈着が起こる背景には、肌が刺激を受けたときに働く「メラニン」という色素の影響があります。
肌の内部にはメラノサイトという色素細胞があり、肌に紫外線や摩擦などによる刺激が加わると活性化し、メラニンを生成。
通常なら肌が生まれ変わるターンオーバーで自然に排出されますが、なんらかの原因でターンオーバーが滞ってしまうと、皮膚に残って目元の黒ずみやくすみにつながってしまいます。
まつ毛美容液を使いはじめてから以下のようなお悩みがある人は、色素沈着のサインかもしれません。
- まつ毛美容液を使うようになってから目元がくすんで見える
- まぶた周辺だけが黒ずんでいる
心当たりのある人は、これから解説する色素沈着の原因が当てはまらないかチェックしてみましょう。
まつ毛美容液の使用で色素沈着が起きる3つの原因

まつ毛美容液などの使用で、色素沈着が起きる理由を解説します。
普段お使いのまつ毛美容液が、トラブルの元になっていないかどうかチェックしてみてくださいね。
原因.1ビマトプロストなどの成分の副作用が起きている
ビマトプロスト(プロスタグランジン)は本来、緑内障や高眼圧症の治療薬として使われてきた医薬品成分です。
その副作用としてまつ毛が濃く、長く見えるようになることが知られ、現在では一部のクリニックで自由診療のまつ毛用育毛剤として処方されるケースもあります。
たしかにまつ毛の見た目を整える効果が期待できる成分ですが、同時にまぶたの皮膚に色素沈着を引き起こすリスクが報告されています。
これはメラニンの生成を促してしまう作用が関係しており、使用を続けることでまぶたが黒ずんで見えることがあるでしょう。
医師の管理下であればリスクを把握しながら使用できますが、自己判断で手に入れて使うことは避けてください。
出典:表参道美容皮膚科原宿本院「まつ毛美容液で色素沈着は起きる?」
原因2.海外製の強い成分が入っている
ネットショッピングでは、海外製のまつ毛美容液を簡単に入手できますが、日本の化粧品に認められていない成分が入っている可能性があります。
上述で紹介した「プロスタグランジン」に似ている成分が含まれていることが多く、安易に使用すると色素沈着が起こります。
「まつ毛が伸びる、増える」といった魅力的な効果を全面にアピールしていますが、日本では承認されていない副作用が出る成分が配合されているかもしれません。
原因.3アレルギーを起こしている
まつ毛美容液含まれる成分が自分に合わない場合、アレルギーが起こりかゆみや赤みが起こることがあります。
かゆみに耐えられずに目を擦ってしまうと、メラニンが大量に発生し、色素沈着が起きるのです。
たとえば、アルコールや香料などが含まれている場合、人によってはアレルギーの原因になってしまいます。
まつ毛美容液の色素沈着を防ぐ4つの対策方法

まつ毛美容液による色素沈着を防ぐためには、以下のような方法があります。
- パッチテストする
- 使用頻度や使用量に注意する
- まぶたやまつ毛の根元を強く擦らない
- 紫外線対策をする
大切な目元を守るために、ぜひチェックしてみてください。
パッチテストする
まつ毛美容液をまつ毛に使用する前には、パッチテストを行うのがおすすめです。
パッチテストのやり方は以下の通りです。
- 少量のまつ毛美容液を内側の皮膚が柔らかい部分に塗る
- 洗い流して絆創膏を貼る
48時間以上経過しても異常がなければ、自分に合わない成分やアレルゲンの心配はありません。
化粧品で肌が荒れたりかぶれたりした経験のある人は、パッチテストをしてから使用するようにしましょう。
使用頻度や使用量に注意する
まつ毛美容液を使用する際には、商品ごとに推奨されている適切な頻度や量で使用することが大切です。
効果を高めたいからといって、使用する回数や量を増やしてもあまり意味はありません。逆に摩擦や成分による負担が大きくなり、肌トラブルの原因を作る可能性があります。色素沈着を招く可能性があるので、使用回数には注意しましょう。
まぶたやまつ毛の根元を強く擦らない
メラニンは、摩擦による刺激が原因となって生成されることがあります。
まつ毛美容液を塗る際には、できるだけ力をかけず、優しく塗るようにしましょう。
また、普段からまぶたを強く擦らないように注意してください。
以下の記事では、先端形状別にまつ毛美容液の正しい塗り方について解説しているので、参考にしてみてください。
関連記事:【タイプ別】まつ毛美容液の上手な塗り方!まつ毛ケアで印象をアップ
紫外線対策をする
色素沈着を防ぐには、紫外線対策も欠かせません。
紫外線は肌にとって大きな刺激となり、メラノサイトを活性化させてメラニンを増やしてしまうため、目元の黒ずみやくすみを悪化させる原因になります。
とくにまぶたの皮膚はと非常に薄くデリケートで、顔の中でもダメージを受けやすい部位です。
とはいえ、まぶたは日焼け止めクリームを塗るのが難しい部位です。
日傘や帽子、サングラスなどのグッズを上手に活用して、しっかり紫外線対策しましょう。
まつ毛美容液でできた色素沈着を軽減する方法は?

ここまでは、まつ毛美容液による色素沈着を防ぐ方法を紹介してきました。
しかし、すでに「まつ毛美容液による色素沈着」にお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
そこで続いては、できてしまった色素沈着への対策を解説します。
原因となっているまつ毛美容液の使用をやめる
自己判断で「ビマトプロスト(プロスタグランジン)」が配合されているまつ毛美容液をお使いの方は、すぐに使用を中止することをおすすめします。
配合成分に問題がないまつ毛美容液に変えることで、色素沈着の軽減につながるでしょう。
ただし、色素沈着の原因となったまつ毛美容液に「ビマトプロスト(プロスタグランジン)」が配合されていない場合には、他の成分が関与している可能性もあります。
肌に合わない化粧品や、刺激の強い化粧品を使っていると、メラニンの生成が促されてしまうことがあるからです。
現在使用しているまつ毛美容液が肌に合わないと感じているなら、肌に優しい処方のまつ毛美容液に変更しましょう。
アイクリームでしっかり保湿する
すでに色素沈着がある場合は、皮膚に留まっているメラニンの排出を促す必要があります。
そこで大切になるのが、保湿です。
乾燥した肌では、ターンオーバーの周期が乱れてしまう可能性が高いといわれています。
保湿を徹底することでターンオーバーの周期が整い、色素沈着にアプローチできるでしょう。
ただし、目元の皮膚は非常にデリケートなため、通常の化粧品ではなく、アイクリームなどの目元ケア専用商品を使用するのがおすすめです。
バランスの取れた食生活を心がける
肌のターンオーバーを促進し、肌の内部に留まっているメラニンの排出を促すためには、食生活を見直すことも大切です。
肌のターンオーバーを促すには、以下の5つの栄養素を積極的に摂取すべきといわれています。
| 栄養素 | 含まれる食材 |
| たんぱく質 | 肉、魚、卵、大豆など |
| ビタミンB群 | 豚肉、牛肉、サバなど |
| ビタミンC | かぼちゃ、カリフラワー、みかんなど |
| 亜鉛 | 牡蠣、かになど |
| 食物繊維 | きのこ、こんにゃく、野菜など |
ひどい場合には皮膚科を受診する
色素沈着がなかなか治らない場合や、赤みやかゆみなどの他のトラブルが併発している場合には、皮膚科を受診してみるのも1つの手段です。
レーザー治療や外用薬治療を行っている病院が多く、保険適用で治療できるケースもあります。
まつ毛美容液の色素沈着にはワセリンがいい?

インターネット上では、「まつ毛美容液の色素沈着には、ワセリンを塗るといいらしい」という噂が出回っています。
「まつ毛美容液よりも先にワセリンを塗ることで、まつ毛美容液の成分が皮膚に直接触れないため、色素沈着を防げる」という理論のようです。
しかし、この方法はおすすめしません。
せっかくのまつ毛美容液の成分が入りにくくなってしまっては、意味がないからです。
まつ毛美容液を効果的に使うポイント

まつ毛美容液を適切に使うことで、色素沈着を防げる可能性があります。この機会にまつ毛美容液の正しい使い方をチェックしておきましょう。
洗顔後の清潔な顔に塗る
まつ毛美容液を使用する前は、お顔を洗顔して清潔にしておくことが大切です。
汚れが残ったまま美容液をつけると、美容液が浸透しにくくなってしまいます。さらに、ブラシが汚れてしまい、まつ毛美容液のボトル内が菌の温床になりかねません。
まつ毛美容液は洗顔後、スキンケアをする前のすっぴんまつ毛に塗ることをおすすめします。
まつ毛美容液の効果的な塗り方については、以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:まつ毛美容液はどこに塗るべき?効果的な使い方のポイントや選び方を解説
目安の使用回数をチェック
1日に何度も塗ってしまうとまぶたへの負担となり、トラブルを引き起こすことがあります。一方、めんどうだからといって、数日間塗っていない状態が続くと美容液の役割を果たせません。
まつ毛美容液のパッケージをみると、使用回数の目安が記載されていることがほとんどです。まつ毛美容液の効果を発揮させるためにも、目安の回数を基準に毎日継続して使用しましょう。
まぶたを引き上げながら慎重に
まつ毛美容液を塗るときは、指でまぶたを優しく引き上げ根本にもしっかり塗布しましょう。まつ毛の生え際は粘膜に近いため、慎重に塗布しないとまつ毛美容液が目の中に入る可能性があります。
まぶたへの刺激を少なくするためにも、丁寧にまつ毛美容液を塗りましょう。根本に塗れたら、毛先までムラなく塗ることが大切です。
色素沈着で悩まない!まつ毛美容液の選び方
色素沈着しにくいまつ毛美容液を選ぶ際には、成分について以下を確認しましょう。
- ビマトプロストやプロスタグランジン類似体などの医薬品成分が含まれていないか
- 刺激になりやすい香料やアルコール、着色料などの成分が含まれていないか
さらに、チップやブラシの形状も選ぶうえでの大切なポイントです。摩擦を抑えられる柔らかな素材であれば、目元のデリケートな皮膚の刺激になることなく美容液を塗布できます。
まつ毛美容液にはまつ毛を伸ばす効果はなく、あくまでまつ毛や目元をケアするためのアイテムです。
自分の肌に合うかどうか、無理なく続けられる処方かどうかを重視して選ぶようにしましょう。
皮膚とまつ毛のことを考えて選ぶなら「ラッシュリンク」

目元への刺激が気になる人におすすめしたいのが、まつ毛美容液「ラッシュリンク」です。
近年美容業界でも注目されており、「& ROSY」2023ベストコスメ編集部編 まつ毛ケア部門や、2024年6月12日発売の美人百花「自まつ毛ケアまつ毛美容液」部門1位を受賞しています。
ラッシュリンクは、ハイブリッドエクソソーム※1やヒト幹細胞培養液※2などの11の美まつ毛成分※3を贅沢に配合したまつ毛美容液です。全国のマツエクサロンで販売されているサロン専売品です。
ラッシュリンクには肌への刺激になりやすい以下の成分を配合しておらず、アレルギーテストも済んでいます。※4

液含みがよく、柔らかいフロッキーチップを採用しているので、摩擦による肌への刺激も抑えられます。
目元をケアしながらまつ毛にハリコシを与えたい人は、ぜひラッシュリンクを検討してみてください。
まとめ

色素沈着は、成分刺激や摩擦、紫外線などが重なってメラニンが蓄積しやすくなることで起こります。
目元の色素沈着を避けるためには、まつ毛美容液の成分表示を確認して刺激になりやすい成分を避け、パッチテストや紫外線対策などの対策を行いましょう。
肌に優しい成分のまつ毛美容液をお探しの方には、「ラッシュリンク」がおすすめです。
ラッシュリンクは敏感肌の人でも使いやすい成分を取り入れ、こだわりを持って作られたまつ毛美容液です。
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ラッシュリンクは、全国のサロンや公式サイトでも購入できるので、ぜひチェックしてみてください。
※1※2ともに保湿成分※3ヒト幹細胞順化培養液・ハイブリッドエクソソーム(整肌成分)アセチルテトラペプチド-3・オリゴペプチド-20・アセチルデカペプチド-3・ビオチノイルトリペプチド-1・パンテノール(保湿成分)・アカツメクサ花エキス・デキストラン硫酸Na・ヒト幹細胞順化培養液・ハイブリッドエクソソーム・ガゴメエキス・白金(整肌成分)※4すべての人に皮ふ刺激が起こらないわけではありません