マツエクの生え際が痛い!3つの原因と状況別の正しい対処法を解説
マツエクは目元を華やかに見せる人気の施術ですが、「チクチクする」「まばたきをすると違和感がある」と感じる人も少なくありません。
実際、国民生活センターの発表によると、「目が痛い」「異物感がある」「目の充血」などの相談が、2010年から2015年までの5年間で559件寄せられています。
マツエクの生え際の痛みを放っておくと、まつ毛の抜け毛や炎症につながる可能性もあるので、早めの対処が必要です。
そこで本記事では、マツエクの生え際の痛みについて、以下を解説します。
- マツエクの生え際が痛む3つの原因
- マツエクの痛みが招くリスク
- マツエクの生え際が痛むときの対処法
- まつ毛のコンディションを整えるためにおすすめのまつ毛美容液
マツエクによる生え際の痛みにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
出典:独立行政法人 国民生活センター 後を絶たない、まつ毛エクステンションの危害
マツエクの生え際が痛いのはなぜ?3つの原因

マツエクの生え際が痛くなる原因として、以下の3つがあげられます。
- エクステの装着位置がずれている
- 接着剤(グルー)の付着ミスでまつ毛が引っ張られている
- 自まつ毛や目元のコンディションがよくない
それぞれ、詳しく解説します。
原因1. エクステの装着位置がずれている
マツエクの生え際が痛いときは、エクステの装着位置のズレが原因のひとつです。
エクステは、まつ毛の生え際から1〜1.5mm程度離して装着することが推奨されています。
装着位置が根元に近すぎると、皮膚にあたってチクチクとした刺激を感じることがあるからです。
反対に上に付けすぎると、重みのバランスが崩れ、引っ張られるような違和感が出ることもあります。
このようなズレは、施術者の技術力や経験によって差が出やすい部分です。
原因2. 接着剤(グルー)の付着ミスでまつ毛が引っ張られている
マツエクの生え際が痛いときは、接着剤(グルー)の付着ミスが原因になっているケースもあります。
まつ毛エクステは、本来1本の自まつ毛に対して、1本から数本のエクステを装着するのが基本です。
しかし、グルーが多く付きすぎたり、隣のまつ毛と一緒に固まってしまったりすると、まつ毛同士が束になって不自然に引っ張られる状態になります。
そのまま放置すると、まばたきをするたびに引きつるような違和感を覚えたり、自まつ毛が抜けやすくなったりするおそれもあるので注意しましょう。
原因3. 自まつ毛や目元のコンディションがよくない
マツエクによる根元の痛みは、自まつ毛や目元のコンディションが乱れているときにも起こりやすいです。
睡眠不足やストレス、クレンジング時の摩擦などでまつ毛が弱っていると、エクステの重みに耐えられず、根元が引っ張られて痛みを感じることがあります。
また、まぶたの皮膚が乾燥していたり汚れなどで炎症を起こしたりすると、刺激を敏感に感じやすくなることもあるでしょう。
まつ毛や目元が不安定な状態では、どんなに丁寧に施術してもトラブルが起きやすくなるため、日常のケアで土台を整えることが大切です。
まつ毛ケアに力を入れたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:まつ毛美容液でダメージケアがしたい!成分や用途を確認しよう
放置はNG!マツエクの痛みが招くリスク

「少し痛いだけだから大丈夫」と放置するのは危険です。
痛みの原因がグルーの刺激や装着ミス、皮膚の炎症である場合、そのままにしておくとトラブルが悪化する可能性があります。
まつ毛の根元は皮膚が薄くデリケートなため、刺激が続くと赤みやかゆみ、腫れを引き起こしやすく、最悪の場合失明につながることもあるでしょう。
また、まつ毛同士が引っ張り合う状態が続くと、抜け毛や切れ毛の原因にもなります。
早めに対応をすれば大きなトラブルは防げるため、違和感を覚えた時点で適切に対処しましょう。
マツエクの生え際が痛いときの正しい対処法

マツエクの生え際に痛みを感じたら、自己判断で放置せず、必ず施術を受けたサロンへ相談しましょう。
自分でエクステを引っ張ったり、無理にオフしようとすると、まつ毛やまぶたの皮膚を傷つけてしまう可能性があります。
痛みが出たタイミングや目元の状況によって、取るべき行動は少しずつ異なります。
以下の表を参考に、状況にあった方法で対応しましょう。
| 状況 | 対応方法 | ポイント |
|---|---|---|
| 施術直後から痛い | 施術を受けたサロンへ相談する | ・グルーや装着位置が原因の可能性あり ・多くの場合1週間位内なら無料お直し対応 |
| 1週間以上経ってから痛い | サロンに相談し、必要に応じてオフやリペアを依頼する | ・根元の浮きや汚れによる刺激が原因のことも ・対応は有料のことが多い |
| 赤み・かゆみ・腫れ・かぶれがある | サロンへ連絡+皮膚科受診 | ・アレルギーや炎症の可能性がある ・まぶたを冷やすことで一時的に楽になる場合も |
また、再度マツエクをつけるときは、「前回少し痛みがあった」とアイリストに伝えておきましょう。
グルーの量や装着位置を見直してもらえるため、同じトラブルを防ぎやすくなります。
マツエクの痛みを防ぐためのケア&サロン選びのコツ

マツエクの痛みを防ぐためには、以下の2つを意識しましょう。
- 信頼できるサロン・アイリストを選ぶ
- 自まつ毛を健やかに保つケアを取り入れる
サロンとホームケアの両方から目元をいたわり、マツエクを楽しみましょう。
信頼できるサロン・アイリストを選ぶ
マツエクの痛みを繰り返さないためには、信頼できるサロンや技術力の高いアイリストを選ぶようにしましょう。
施術者の経験や技術によって、装着位置の正確さやグルーの扱い方に大きな差が出るためです。
口コミやSNSでの評判をチェックするのはもちろん、初回カウンセリングの丁寧さや衛生管理の徹底度も見極めるポイントです。
また、「痛みを感じたらどうすればいいか」「お直しは可能か」といった質問に誠実に答えてくれるサロンなら、不安なく施術を受けられるでしょう。
値段の安さだけで選ぶのではなく、自分のまつ毛の健康を第一に考えてくれるアイリストに出会うことが、痛みのない快適なマツエクを続けるために大切です。
自まつ毛を健やかに保つケアを取り入れる
どんなに丁寧な施術を受けても、自まつ毛が弱っているとマツエクの接着は悪くなります。
まつ毛が細くなりハリを失うと、エクステの重みを支えきれずに根元が引っ張られ、チクチクした違和感が出やすくなるからです。
ハリ・コシのある健やかなまつ毛を手に入れるなら、毎日のケアにまつ毛美容液を取り入れるのがおすすめです。
まつ毛美容液を活用すれば、まつ毛を保護しながら、しっかりとした上向きまつ毛を目指せるでしょう。
サロンケアとあわせて自宅でもまつ毛ケアを取り入れることが、エクステが映える目元づくりにつながります。
まつ毛美容液の効果について気になる方は、以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:まつ毛美容液の効果とは?口コミや後悔しない4つの選び方を紹介
まつ毛のケアに力を入れるならまつ毛美容液「ラッシュリンク」

まつ毛ケアに力を入れるなら、成分にこだわったまつ毛美容液「ラッシュリンク」がおすすめです。
ラッシュリンクは美容業界からも注目されており、2023年には美容雑誌「&ROSY」のベストコスメ編集部編 まつ毛ケア部門を受賞しました。
アイリストからも支持されており、多くのサロンでお取り扱いいただいています。
ラッシュリンクは、こだわりの研究から生まれた11種類の贅沢成分※1を配合しています。

また、刺激になりやすい16の成分※2を使用していないため、目元が敏感な方でも不安なく毎日のケアに取り入れられます。
オイル成分も配合していないため、マツエク後のケアにも使用可能です。
マツエクが映えるきれいなまつ毛を目指したい方は、まずは3週間「ラッシュリンク」を試してみませんか。
まとめ
マツエクの生え際が痛くなる原因は、装着位置のズレやグルーの付着ミス、または自まつ毛のコンディションの悪さなどです。
痛みや違和感を感じたら自己判断で放置せず、早めにサロンへ相談しましょう。
また、信頼できるアイリストを選び、日常的にまつ毛美容液でケアを行うことで、健康的なまつ毛を保ちやすくなります。
まつ毛の土台を整えて、きれいな状態のマツエクを長く楽しみましょう。
※1ヒト幹細胞順化培養液・ハイブリッドエクソソーム(整肌成分)・ガゴメエキス・白金・アセチルテトラペプチド-3・オリゴペプチド-20・アセチルデカペプチド-3・ビオチノイルトリペプチド-1・パンテノール(保湿成分)・アカツメクサ花エキス・デキストラン硫酸Na※2すべての人に皮ふ刺激が起こらないわけではありません