マツエクに潜む5つのデメリット!回避する方法と種類別に向いている人も紹介
「マツエクを続けたら、まつ毛に負担がかかりそう」
「マツエクは一度つけたらずっとメンテナンスしなきゃいけないの?」
マツエクは目元をパッと華やかにみせてくれる人気の施術ですが、その一方で自まつ毛への負担やメンテナンスの手間など、気をつけておきたい点もいくつかあります。
しかし、適切なサロン選びや丁寧なケアを行うことで、これらのデメリットは対策できます。
自まつ毛の状態にあった長さや本数を選び、日々の扱い方を少し工夫するだけで、マツエクを長く快適に楽しむことができるでしょう。
この記事では、マツエクについて以下を解説します。
- マツエクに潜む5つのデメリット
- マツエクの3つのメリット
- 種類ごとにみるマツエクが向いている人
- マツエクのデメリットを回避する4つのポイント
マツエクが自分にあうか気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
マツエクをつける5つのデメリット

マツエクをつけた人のなかには、少なからずデメリットを感じている人がいらっしゃいます。
「マツエクをやめたほうがいい」という噂を耳にした人もいらっしゃるのではないでしょうか?ある一定の人が、マツエクをつけた後に感じるデメリットをみていきましょう。
デメリット1.まつ毛を傷める可能性がある
自分にあっていないマツエクをつけるとまつ毛に負担がかかり、ダメージを与えることがあります。まつ毛同士が絡み合い、引っ張られることで切れ毛・抜け毛につながるのです。
マツエクを多くつけたいがために、成長段階のまつ毛にもマツエクを装着してしまうと、段々まつ毛がスカスカになってしまうかもしれません。自まつ毛に負担をかけないマツエクの選定を心がけましょう。
デメリット2.目のトラブルにつながる
マツエクをつけると、ごくまれに目がかぶれることがあります。
原因のひとつは、接着剤「グルー」が固まる際に発生するホルムアルデヒドです。
この物質が粘膜を刺激し、「目がしみる」「痛み」「鼻水」といった症状が出ることがあります。
また、敏感肌の人のなかには、マツエクに使うテープの接着面でまぶたがかぶれる人もいらっしゃいます。
目の周りにトラブルが起きたときは、早めに皮膚科や眼科を受診しましょう。
出典:まつ毛エクステンションの危害|独立行政法人国民生活センター
デメリット3.目元ケアに手間がかかる
マツエクをつけると、基本的にオイルクレンジングや油分の入ったスキンケア用品は使用できません。マツエクのグルーの接着が弱まり、取れやすくなってしまうからです。
ビューラーやマスカラなど、今まで使用していたメイク用品が使えなくなることもあります。
また、マツエク同士が絡まないように、お手入れする手間も必要です。
マツエクは刺激に弱いので、優しく丁寧に扱うことが大切です。
デメリット4.費用や時間がかかる
マツエクの寿命は約3週間といわれており、マツエクを常にきれいな状態に保つためには、約1か月ごとにサロンに通う必要があります。
マツエク1回の施術時間は約1時間、費用相場は約5,000〜6,000円です。マツエクをきれいに維持するためには、定期的に費用と時間が必要なことを知っておきましょう。
マツエクのメンテナンスに負担を感じる場合は、まつ毛パーマをするのも手段のひとつです。まつ毛パーマについては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:まつ毛パーマのもちは約1か月!もちが悪いと感じる3つの原因と7つの対策
デメリット5.まぶたがたるむことも
まぶたは皮膚が薄く、他の部位と比べて非常にデリケートな部分です。長期的にマツエクをつけていると重さによってまぶたがたるみ、目元が老けてみえることがあります。
場合によっては、目が開きにくくなる眼瞼下垂(がんけんかすい)が引き起こされることもあります。眼瞼下垂の主な症状は、目の疲れ、頭痛、肩こり、腰痛などです。
症状がある場合は医師の診断を受けましょう。
まぶたに負担をかけないためにも、日頃のケアや適切なマツエクの選定が必要です。
マツエクとマツパのどちらが自分にあっているか迷っている方は、以下の記事もチェックしてみてください。
関連記事:マツエクとマツパはどっちがいい?施術の違いと向いている方の特徴を解説
デメリットだけじゃない!マツエクの3つのメリット

マツエクのデメリットをいくつか紹介しましたが、一方で日常を楽しくするメリットも存在します。
ここでは、マツエクをつけている人が感じるメリットを3つ紹介します。
メリット1.理想の目元になれる
目はその人の印象を左右する大切なパーツ。自分にぴったりのマツエクデザインを選べば、目元のコンプレックスをカバーできます。
マツエクは長さ、太さ、色などを自由自在に変えられます。
たとえば、丸い可愛らしい目になりたいのなら、黒目の上に長めのマツエクをつけてみましょう。セクシーで大人っぽい目元が好みなら、目尻を長めにマツエクをつけるのがおすすめです。
| デザイン | 印象 |
| 中心が長め | 可愛らしい印象 |
| 目尻が長め | 大人っぽいセクシーな印象 |
目元の魅力を引き出すマツエクデザインを選んで、可愛いまつ毛をゲットしてみませんか?
メリット2.メイク時間が短くなる
マツエクをつけると目元の印象アップにつながり、メイクは必要最低限で抑えられます。アイライン効果が出るので、アイラインも場合によっては必要ありません。
普段からマスカラをたっぷり塗って、まつ毛のボリュームを出している人にとってマツエクは時短アイテムとなるでしょう。
メリット3.すっぴんでも怖くない
マツエクをつけると、メイクを落としてもまつ毛にボリュームがあるので、薄い顔が気になりにくくなります。
パートナーや友人の前で、メイクを落とさなければいけない状況でも安心ですよ。すっぴんのコンプレックスを気にせずにその場を楽しめ、有意義な時間を過ごせるでしょう。
種類別にみるマツエクのメリット・デメリット

マツエクをつけたいけれど、種類が多すぎて何を選べばわからないという人に向けて、主なマツエクの種類のメリット・デメリットを以下の表にまとめました。
| 種類 | 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| シングルラッシュ | 1本の自まつ毛に1本のエクステンションを取り付けるスタイル | ・自然な仕上がり | ・濃さや華やかさを求める人には物足りない |
| ボリュームラッシュ(3D・4D・5Dなど) | 1本の自まつ毛に複数本(2~6本など)の細いエクステンションをつけるマツエク | ・ボリュームが出て、華やかな仕上がり ・自まつ毛への負担が軽減できる | ・施術時間が長い ・価格が高めになることが多い |
| フラットラッシュ | 通常のエクステンションに比べて、根元が平ら(フラット)な形状をしたマツエク | ・接着力が強い ・長持ちしやすい | ・アイラインが強くみえすぎる ・濃くみえやすい |
| バインドロック | 自まつ毛の下にフラットラッシュ、上にボリュームラッシュを装着する施術 | ・ボリューム感とナチュラルさを両立できる ・長持ちしやすい | ・高い技術が必要なため技術者による仕上がりに差が出やすい ・価格がやや高めになることが多い |
| LEDマツエク | LEDライトと接着剤を使用したマツエク | ・長持ちしやすい ・施術時間が短い | ・オフに時間がかかる ・価格がやや高めになることが多い |
| ワンホンマツエク | 部分的にエクステの長さを変えて、メリハリをつけるマツエク | ・縦にみえるラインが強調される ・存在感のあるまつ毛に仕上がる | ・束の形が崩れやすい |
ボリュームを出したい人は、ボリュームラッシュやバインドロックを選ぶのがおすすめです。自然な仕上がりを求める場合は、シングルラッシュがいいでしょう。
マツエクは求める仕上がりによって、メリット・デメリットが変わってきます。理想の仕上がりから、適したマツエクを選びましょう。
自分にあったマツエクで垢抜けたいとお考えの方は、以下の記事もチェックしてみてください。
関連記事:マツエクが似合わないのはなぜ?似合うようになるための方法を紹介
あなたにあうマツエクはどれ?種類別に向いている人まとめ

マツエクを選ぶ際は、自まつ毛の状態と理想の仕上がりを基準に考えましょう。
下の表では、それぞれの特徴をもとに「どんな人にあうのか」を表にまとめました。
| 種類 | 向いている人 |
| シングルラッシュ | ・ナチュラル派・マツエク初心者 ・自まつ毛への負担を減らしたい |
| ボリュームラッシュ(3D/4D/5D) | ・自まつ毛が少ない・濃さを重視したい ・イベント向き |
| フラットラッシュ | ・持続力を重視したい ・自まつ毛が比較的弱い |
| バインドロック | ・持ちを重視したい ・濃さも自然さも両立したい |
| LEDマツエク | ・スポーツなどで汗をかく機会が多い ・従来のグルーの刺激に弱い |
| ワンホンマツエク | ・ぱっちり目になりたい ・束感が好き |
ナチュラルにみせたい人はシンプルな装着方法の方が自然になじむでしょう。一方で、しっかり濃さや存在感を出したい場合は、本数や毛質を工夫して密度を高めることで、よりはっきりとした目元を演出できます。
持続力を重視したいのか、見た目の華やかさを優先したいのかによっても、選ぶべき種類は変わります。
自分のまつ毛の強さや普段のライフスタイルにあわせて、ぴったりのマツエクをみつけてみてください。
マツエクのデメリットを回避する4つのポイント

マツエクの選び方やケアの仕方を工夫すると、マツエクのデメリットを避けられます。これからも長くマツエクを楽しみたい人は、ぜひ以下のポイントをチェックしてみましょう。
ポイント1.適切なマツエクを選ぶ
自まつ毛にあった長さ・太さのマツエクを選ぶことで、マツエクによるまつ毛への負担を抑えられます。
マツエクの理想の長さは「自まつ毛の長さ+2mm程度」です。日本人のまつ毛の長さは約7mmといわれているため、8〜10mmくらいのマツエクをつけるのがおすすめです。
太さは0.1~0.15mmを選ぶと、まつ毛への負担も少なく自然な印象に仕上がります。
ボリュームを出したいからといって長すぎたり太すぎたりするマツエクを選んでしまうと、重さに耐えきれず、抜け毛や切れ毛につながるので注意しましょう。
出典:日本人成人女性の化粧におけるプロセスと効果|実践女子大学生活学部紀要
ポイント2.適切な本数をつける
希望の仕上がりやもともとのまつ毛の本数から、適切なマツエクの本数を選びましょう。マツエクサロンでは60〜150本程度のマツエクをつけられます。
マツエクの本数の目安を表にまとめました。
| 本数 | 仕上がりイメージ |
|---|---|
| 60〜80本 | 控えめ |
| 80〜100本 | ナチュラル |
| 100〜120本 | ぱっちり |
| 120〜150本 | ゴージャス |
なお、もともとのまつ毛が少ない人は、希望の本数をつけられない場合があるので注意しましょう。
ポイント3.メイクや洗顔に気をつける
マツエクをつけた直後は、少なくとも5時間はまつ毛を濡らさないようにしましょう。グルーが完全に乾く前に水分がつくと、マツエクのもちが悪くなります。
メイクを落とす際は、グルーの接着に影響が出ないジェルタイプのクレンジング剤を使用しましょう。マスカラやビューラーは使わず、まつ毛を優しく扱うことが大切なポイントです。
ポイント4.まつ毛美容液で毎日ケアする
まつ毛美容液で毎日まつ毛ケアをすることで、ハリコシを与えながらマツエクのお手入れができます。マツエク中にケアを怠ると、まつ毛へのダメージが蓄積し、徐々にスカスカになってしまうことがあるので注意が必要です。
保湿や補修に優れたまつ毛美容液を使ってまつ毛のコンディションを整え、マツエクの土台となるまつ毛を健やかに保ちましょう。
マツエクからまつ毛を守るにはラッシュリンク

「せっかくつけたマツエク。しっかりケアしてダメージを最小限に抑えたい!」と考える人も多いでしょう。マツエクをつけた人におすすめしたいのが、今注目を集めているまつ毛美容液「ラッシュリンク」です。
まつ毛のことをとことん考えたマツエク対応のまつ毛美容液。サロン専売品で、まつ毛美容のプロ達も多く使っているアイテムです。
ここでは、マツエクをつけている人におすすめの「ラッシュリンク」の特徴を詳しく解説します。
まつ毛の潤いをサポートする美容液成分を11種類配合

ラッシュリンクには、まつ毛の潤いやハリ・コシを保つ11種類の成分※1が配合されています。なかでもハイブリッドエクソソーム※2やヒト幹細胞培養液※3は、まつ毛美容液で注目を浴びている成分です。
近年美容業界からも注目されており、2023年の&ROSY(アンド ロージー)ベストコスメや2024年6月12日発売の美人百花「自まつ毛ケアまつ毛美容液」部門1位を受賞しています。
96%のまつ毛美容液成分を配合
ラッシュリンクの96%は、まつ毛美容成分でできています。あわせて16種類の成分を使用していないフリー処方※4です。

美容成分を厳選し、オリジナルの配合量で組み上げた独自処方のまつ毛美容液。敏感肌の人も使いやすいまつ毛美容液です。
マツエクやまつ毛パーマにも対応
マツエクやマツパをしている人のなかには、どんなまつ毛美容液を使用すればいいのかお悩みの人も多いのではないでしょうか?
ラッシュリンクはオイル成分を使用していないため、マツエクやマツパの施術をしている人にも使いやすい美容液です。ふわふわのフロッキーチップを採用しているため、美容液を塗ったときに引っかかりにくいのが嬉しいポイントです。
自まつ毛にハリを与えてマツエクをきれいに保ちたい人は、ぜひラッシュリンクでまつ毛ケアを続けてみてくださいね。
マツエクのデメリットに関するよくある質問

マツエクのデメリットに関するよくある質問を集めました。
下まつ毛にマツエクをつけるデメリットはありますか?
下まつ毛は上まつ毛に比べると接着面が狭く、マツエクが取れやすいというデメリットがあります。さらに、涙や汗の影響を受けやすく、手で触れる回数も多いのも原因でしょう。
下まつ毛のマツエクをつけたときは、よりいっそうまつ毛を丁寧に扱う必要があります。
セルフでマツエクをつけるデメリットはなんですか?
セルフマツエクは一見手軽にみえますが、専門家の間では安全面のリスクが高い行為として推奨されていません。
自分で施術すると、グルーがまぶたについたり目に入ったりして、かぶれ・腫れ・目の疾患などのトラブルが起きやすくなります。
また、衛生管理が不十分になりやすく、まつ毛が抜ける原因にもなります。
安全のため、施術はプロの技術者に依頼することをおすすめします。
マツエクとマツパはどっちがいいですか
マツエクとマツパどちらが向いているかは、求める仕上がりによって変わります。
| マツエク | マツパ(まつ毛パーマ) | |
| 仕上がり | 濃く・長く・華やか | 自然・軽い・自まつ毛を活かす |
| 向いている人 | ・しっかり盛りたい ・メイクを時短したい | ・自然に盛りたい ・ 扱いやすいまつ毛がほしい |
| 持続期間 | 約3〜4週間 | 約4〜6週間 |
| メンテナンス | こまめなリペアが必要 | 比較的少ない |
| 注意点 | 摩擦・油分に弱い | 長さが足りないと効果が出にくい |
マツエクは、自まつ毛に人工毛を装着するため、ボリュームや長さを自由に調整でき、すっぴんでも華やかな仕上がりになります。
一方で、マツパは、自まつ毛を根元から立ち上げる施術なので、ナチュラルで軽い仕上がりが特徴です。
普段のメイクの濃さやまつ毛の状態、メンテナンスにかけられる時間をふまえて、自分にあう施術を選びましょう。
まとめ

マツエクは、まつ毛の長さや濃さを自由にデザインでき、理想の目元へ近づけてくれる人気の施術です。
その一方で、自まつ毛の状態やサロン選び、日々の扱い方によっては、負担がかかったり、思わぬトラブルにつながることもあります。
だからこそ、素材・太さ・本数といったデザインの選び方や、信頼できるサロンで丁寧に施術してもらうことが、不安なく続けるための大切なポイントです。
また、毎日まつ毛美容液を使用することで、自まつ毛の健康を保ち、マツエクの持ちも向上させられます。
もし、どんなまつ毛を選べばいいのかわからないという人は、記事内で紹介した「ラッシュリンク」を試してみてはいかがでしょうか?まつ毛のことをとことん考えたまつ毛美容液で、素敵な目元を目指してみてくださいね。
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